“かんだう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
間道52.6%
勘当21.1%
勘當21.1%
甘棠5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四人は翌二十日に河内かはちさかひつて、食を求める外には人家に立ち寄らぬやうに心掛け、平野川に沿うて、間道かんだうを東へ急いだ。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
蘿月らげつは一家の破産滅亡めつばうむかし云出いひだされると勘当かんだうまでされた放蕩三昧はうたうざんまいの身は、なんにつけ、禿頭はげあたまをかきたいやうな当惑たうわくを感ずる。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
だから可愛かはいいが、いけないことがあるとしかりもすれば勘當かんだうもする。ことによつたらころすかもれない。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
満山草棘さうきよく、すべて甘棠かんだう
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)