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勘當
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かんだう
ふりがな文庫
“
勘當
(
かんだう
)” の例文
新字:
勘当
種々
(
しゆ/″\
)
と取扱ひ
漸々
(
やう/\
)
涙金
(
なみだきん
)
として金五兩
遣
(
つかは
)
し
勘當
(
かんだう
)
とこそなりにけれ是に因て袋井の者三人はお芳を
引立
(
ひきたて
)
連
(
つれ
)
歸る然ば九郎兵衞は
仕損
(
しそん
)
ぜしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
子
(
こ
)
だから
可愛
(
かはい
)
いが、いけないことがあると
叱
(
しか
)
りもすれば
勘當
(
かんだう
)
もする。
事
(
こと
)
によつたら
殺
(
ころ
)
すかも
知
(
し
)
れない。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
してくれた人もありましたが、心掛けが惡くて
勘當
(
かんだう
)
した伜を世話するなら、出入りを差しとめると文句を言はれて、親類も
知己
(
ちき
)
も手を引いてしまひました。今ではこの通り
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
石之助
(
いしのすけ
)
とて
山村
(
やまむら
)
の
總領
(
そうりやう
)
息子
(
むすこ
)
、
母
(
はゝ
)
の
違
(
ちが
)
ふに
父親
(
てゝおや
)
の
愛
(
あい
)
も
薄
(
うす
)
く、これを
養子
(
やうし
)
に
出
(
いだ
)
して
家督
(
あと
)
は
妹娘
(
いもとむすめ
)
の
中
(
なか
)
にとの
相談
(
さうだん
)
、十
年
(
ねん
)
の
昔
(
むか
)
しより
耳
(
みゝ
)
に
挾
(
はさ
)
みて
面白
(
おもしろ
)
からず、
今
(
いま
)
の
世
(
よ
)
に
勘當
(
かんだう
)
のならぬこそをかしけれ
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
遣
(
つか
)
ひ
込
(
こみ
)
父の勘當を
請
(
う
)
け身を
投
(
なげ
)
んとせし時に是なる五八に
助
(
たす
)
けられ今は五八方に居て初瀬留に
見繼
(
みつぎ
)
を受け不自由なくは
消光
(
くらし
)
居れど
何卒
(
なにとぞ
)
勘當
(
かんだう
)
の
詫
(
わび
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
なし
而
(
して
)
又
(
また
)
宵
(
こよひ
)
の事がらは如何なる
譯
(
わけ
)
と
問懸
(
とひかく
)
るに吉之助は
面目
(
めんぼく
)
無氣
(
なげ
)
に
答
(
こた
)
ふる樣此程父吉右衞門
國元
(
くにもと
)
より來り我等二千七八百兩の
穴
(
あな
)
を
明
(
あけ
)
しを大いに
怒
(
いか
)
り終に
勘當
(
かんだう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
勘
常用漢字
中学
部首:⼒
11画
當
部首:⽥
13画
“勘”で始まる語句
勘定
勘
勘解由
勘当
勘弁
勘考
勘忍
勘定書
勘平
勘太