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無氣
ふりがな文庫
“無氣”の読み方と例文
新字:
無気
読み方
割合
なげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なげ
(逆引き)
なし
而
(
して
)
又
(
また
)
宵
(
こよひ
)
の事がらは如何なる
譯
(
わけ
)
と
問懸
(
とひかく
)
るに吉之助は
面目
(
めんぼく
)
無氣
(
なげ
)
に
答
(
こた
)
ふる樣此程父吉右衞門
國元
(
くにもと
)
より來り我等二千七八百兩の
穴
(
あな
)
を
明
(
あけ
)
しを大いに
怒
(
いか
)
り終に
勘當
(
かんだう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あまりと言へば人も
無氣
(
なげ
)
な増長で、さすがに私も我慢がなり兼ね、運座の席を早くきり上げて、お染と松五郎の逢引の現場を取つて押へ、父親にも見せて、何が何んでも話をつけようと思ひました
銭形平次捕物控:260 女臼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
然樣に御座候と答ふるに
然
(
さ
)
らば御主人仁左衞門殿へ
御目
(
おんめ
)
に
懸
(
かゝ
)
りたし
仰
(
おほ
)
せ入られ下さるべしと言入しかば仁左衞門何心なく
立出
(
たちいで
)
見
(
み
)
るに以前の三吉なれば
惡
(
わる
)
い
奴
(
やつ
)
が來りしと思へども
詮方
(
せんかた
)
なく先一間へ連行其方は何故
尋
(
たづ
)
ね來りしやと申に三吉は
面目
(
めんぼく
)
無氣
(
なげ
)
に私し事
爲
(
する
)
事なす事手違ひになりて誠に難澁仕つり今は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
無氣(なげ)の例文をもっと
(2作品)
見る
無
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
氣
部首:⽓
10画
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作者不詳
野村胡堂