“問懸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とひかく33.3%
とひか33.3%
とひかけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なししてまたこよひの事がらは如何なるわけ問懸とひかくるに吉之助は面目めんぼく無氣なげこたふる樣此程父吉右衞門國元くにもとより來り我等二千七八百兩のあなあけしを大いにいかり終に勘當かんだう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ため蝋燭らふそくまでした車夫くるまやは、ついとほりの乘客きやくではない、馴染なじみらしく、したしげに問懸とひかける。
月夜車 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
尋ねしが道にて惡きやつに付られ少しも油斷ゆだんならざるまゝ早忽々々そこ/\に通り拔しがいつごろ此所へ來られしやと問懸とひかけられお專は忽ちなみだふくみ父は貴方のお泊りありし其年のくれ死亡みまかり遂に我家を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)