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問注所
ふりがな文庫
“問注所”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もんちゅうじょ
83.3%
もんちうしよ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もんちゅうじょ
(逆引き)
「一昨日、ご府内に着き、昨一日は、柳営の
問注所
(
もんちゅうじょ
)
でございました。いやどうも、えらくおきびしいご質問やお調べでして」
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
引付衆
(
ひきつけしゅう
)
、
問注所
(
もんちゅうじょ
)
執事、侍どころ
所司
(
しょし
)
、検断所、
越訴
(
えっそ
)
奉行などのおびただしい鎌倉使臣が居留しているその政治的
聚落
(
じゅらく
)
も、いつか百年余の月日をここにけみしていた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
問注所(もんちゅうじょ)の例文をもっと
(5作品)
見る
もんちうしよ
(逆引き)
含
(
ふく
)
み
工
(
たく
)
める
奸賊
(
かんぞく
)
も有り面體
見惡
(
みにく
)
き者の申立る事は言葉續き
荒
(
あら
)
らかにして
詐
(
いつは
)
り
飾
(
かざ
)
り
有
(
あ
)
る
樣
(
やう
)
に聞え品に因ては
裁許
(
さいきよ
)
の
過
(
あやま
)
りなしとも云難し然れば鎌倉七世の
執權
(
しつけん
)
北條時宗を
輔佐
(
ほさ
)
して
問注所
(
もんちうしよ
)
の總裁職を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
問注所(もんちうしよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“問注所”の解説
問注所(もんちゅうじょ、もんぢゅうしょ)は、日本の鎌倉幕府・室町幕府に設置された訴訟事務を所管する機関である。
「問注」とは、訴訟等の当事者双方から審問・対決させること、あるいはその内容を文書記録することを意味する。つまり「問注所」とは問注を行う場所を意味する。平安期には問注を行うための特定の場所は定められていなかったが、鎌倉幕府においては問注を行う場所として問注所を設置したのである。
(出典:Wikipedia)
問
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
注
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“問”で始まる語句
問
問題
問屋
問答
問屋場
問糺
問合
問掛
問詰
問者
検索の候補
問註所
糺問所
公問所
学問所
拷問所
鞠問所
御学問所
“問注所”のふりがなが多い著者
作者不詳
吉川英治