“問者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
といて50.0%
とふもの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
問者といては「仏は生死をまぬかれず。何となれば仏は人なるがゆえに、人は生死をまぬかれざるがゆえに、汝はしかく言いしがゆえに」
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その例を一つ申しますが、今問者といてが言葉を発すると同時に左の足を高く揚げ、左右の手を上下向い合わせに拡げて、その手をつ拍子に足を厳しく地に打ちつける。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
さして立ち出でたり然るに重四郎の段右衞門はしばらくの足休あしやすめと思ひのほか見世みせ繁昌はんじやう大分おほかたならず何不足も無き身分と成しかば一生涯しやうがい此家ここにて我は終らんと其後は惡事もなさず暮しけるが或日おもての方より來りて旦那は御家にかと問者とふものあるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)