“問合”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
といあわ55.6%
とひあは22.2%
といあ11.1%
とひあ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君江もともども芸者はどんなものか一度はなって見たいと思いながら、鑑札を受ける時所轄の警察署から実家へ問合といあわせの手続をする規定のある事を知って、やむことをえず女給になった。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)
わたし人物じんぶつまつた想像さうざうはんしてたのにおどろいたとひます、甚麼どんなはんしてたか聞きたいものですが、ちと遠方ゑんぱうで今問合とひあはせるわけにもきません
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
かねて捕虜として収容されありし前記二百名のドイツ軍人に独本土上陸の希望を問合といあわしたところ、一同大喜びにて、決死隊に応募し、遂に今回の大成功を見たものであります。
あのものをおあそばし、鸚鵡あうむなぞをお問合とひあはせなさいましては如何いかゞでせうか、とこしもとべたんです。
印度更紗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)