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謎
ふりがな文庫
“謎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なぞ
98.7%
ナゾ
1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぞ
(逆引き)
阿波は由来
謎
(
なぞ
)
の国だ。金があって武力が精鋭、そして、秘密を包むに都合のいい国、一朝
淡路
(
あわじ
)
を足がかりとして大阪を
図
(
はか
)
り、京へ根を
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
漠然とした恐怖感、
謎
(
なぞ
)
めいた危険の暗示、しかも断ちがたい異様な執着。そういったものが、脈絡もなく繰り返してあるだけだった。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
謎(なぞ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ナゾ
(逆引き)
尚笑覧に引いた、祐信の三つ物絵尽しの
謎
(
ナゾ
)
の、端午の幟のだしは五月幟の竿頭の飾りをもだしと言うてゐた証拠である。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
所謂歌から生じた後の歌物語なるものは、諺とその説話との関係を見倣つて進んで来たのだと言ふことが出来る。諺の
最
(
もつとも
)
諺らしい表現をせられる時は、即「
謎
(
ナゾ
)
」に近づいて来る。
唱導文学:――序説として――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
謎(ナゾ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“謎”の意味
《名詞》
(なぞ)物事の真相やある事象の原因が不明であること。
(出典:Wiktionary)
謎
常用漢字
中学
部首:⾔
17画
“謎”を含む語句
謎語
謎々
伊香色謎
伊香色謎命
昔模様謎染
謎理的
謎芝居
謎語像
謎道
鬱色謎命
“謎”のふりがなが多い著者
内田魯庵
谷崎潤一郎
国木田独歩
吉川英治
夏目漱石
徳田秋声
中里介山
山本周五郎
島崎藤村
林不忘