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謎
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ナゾ
ふりがな文庫
“
謎
(
ナゾ
)” の例文
尚笑覧に引いた、祐信の三つ物絵尽しの
謎
(
ナゾ
)
の、端午の幟のだしは五月幟の竿頭の飾りをもだしと言うてゐた証拠である。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
所謂歌から生じた後の歌物語なるものは、諺とその説話との関係を見倣つて進んで来たのだと言ふことが出来る。諺の
最
(
もつとも
)
諺らしい表現をせられる時は、即「
謎
(
ナゾ
)
」に近づいて来る。
唱導文学:――序説として――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
最異風な諺を挙げて見れば、地名・人名に絡んだ枕詞の古形をなすものが其で、昔は
国讃美
(
クニボメ
)
・人讃美が、呪詞の精髄であつた事を示してゐる。一方、さうした諺から、所謂
謎
(
ナゾ
)
が生れて来る。
日本文学の発生:――その基礎論――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“謎”の意味
《名詞》
(なぞ)物事の真相やある事象の原因が不明であること。
(出典:Wiktionary)
謎
常用漢字
中学
部首:⾔
17画
“謎”を含む語句
謎語
謎々
伊香色謎
伊香色謎命
昔模様謎染
謎理的
謎芝居
謎語像
謎道
鬱色謎命