“謎語”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めいご44.4%
なぞ44.4%
スフィンクス11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして謎語（めいご）を解くであろう。そうして紐を解くであろう。そうしたら国中の財産を東邦人へくれなければならない。……こういう予言を残してくれた。
加利福尼亜の宝島：（お伽冒険談） (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)
目をあげて心ともなく西の空をながむればかの遠き蒼空の一線は年若きわれらの心の秘密の謎語（なぞ）のごとく、これを望みてわが心怪しゅう躍りぬ。
おとずれ (新字新仮名) ／ 国木田独歩(著)
この石像の不可思議が今日迄解決されないままに「謎語（スフィンクス）」の象徴として中学校の教科書にまで載せられている事は、あまりに知れ渡り過ぎている事実であります。
鼻の表現 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)