“石之助”の読み方と例文
読み方割合
いしのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はゝ大方おほかたかゝること今朝けさよりの懸念けねんうたがひなく、幾金いくらとねだるか、ぬるき旦那だんなどのゝ處置しよちはがゆしとおもへど、れもくちにてはかちがたき石之助いしのすけべん
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
石之助いしのすけが机にむかつて、算術をかんがへてゐますと、となりのきんさんが来て
硯箱と時計 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
かへれ、何處どこへでもかへれ、此家このやはぢするなとてちゝ奧深おくふか這入はいりて、かね石之助いしのすけ懷中ふところりぬ。
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)