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幾金
ふりがな文庫
“幾金”の読み方と例文
読み方
割合
いくら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくら
(逆引き)
何んでも手に一つの定職を習い覚え、握りッ
拳
(
こぶし
)
で毎日
幾金
(
いくら
)
かを取って来れば、それで人間一人前の能事として充分と心得たものです。
幕末維新懐古談:02 私の子供の時のはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
母は大方かかる事と
今朝
(
けさ
)
よりの
懸念
(
けねん
)
うたがひなく、
幾金
(
いくら
)
とねだるか、ぬるき旦那どのの処置はがゆしと思へど、我れも口にては勝がたき石之助の弁に
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
嗚呼飛んでも無い事を忘れた、十兵衞殿
寛
(
ゆる
)
りと遊んで居て呉れ、我は帰らねばならぬこと思ひ出した、と風の如くに其座を去り、あれといふ間に推量勘定、
幾金
(
いくら
)
か遺して
風
(
ふい
)
と出つ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
幾金(いくら)の例文をもっと
(18作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
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