“幾度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いくたび75.7%
いくど21.3%
いくた2.3%
いくだび0.4%
いくつ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて一同の目の前には天下の浮世絵師が幾人よって幾度丹青しても到底描きされぬ両国橋の夜の景色が現われるのであった。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
れか這入て来る、電報がかかる、訪問客が来る、折角考えていたことを中途で妨げられて、またヤリ直すことが幾度あるか知れぬ。
人格を認知せざる国民 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
幾度びとなく父の姿がわたしの頭の中を走った。靴の先きが長いマントの裾に掩われて、彼の痩せた身体が今にも前によろけそうに見えた。
三等郵便局 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
おゝおゝ、如何か仕ましたか。大きな、大きな鉄槌で、黙つて坐つて居る父様の、頭を打つて幾度も打つて、頭が半分れたので坊は大変吃驚した。
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)