“内蔵之助”の読み方と例文
読み方割合
くらのすけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
劒岳の南を流れる劒沢の雪渓は白馬の大雪渓よりも長い、御山おやま谷、御前ごぜん谷、内蔵之助くらのすけ谷などの雪渓も、皆白馬のものに比して優るとも劣るものではない。
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
それが即ち平さんというので、本郷片町の神原内蔵之助くらのすけという三千石取りの旗本屋敷の馬丁でした。
半七捕物帳:58 菊人形の昔 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
九代目市川団十郎が『忠臣蔵』の大石内蔵之助くらのすけで、山科やましなの別れに「冬のめぐみ」をかなで、また四国旅行の旅土産たびづとに、「三津の眺め」の唱歌をつくったので、一層評判になった。