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当身
ふりがな文庫
“当身”のいろいろな読み方と例文
旧字:
當身
読み方
割合
あてみ
95.5%
そのみ
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あてみ
(逆引き)
と、また飛びついてきたやつは、待ちかまえていた六部が、気合いをかけた
当身
(
あてみ
)
のこぶしで、
顎
(
あご
)
をねらってひと
突
(
つ
)
きに、突きとばす。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と
怒鳴
(
どな
)
って、外へ飛び出そうと立直った時、彼を押込んだ運転手の右手が、鉄の様な握り
拳
(
こぶし
)
になって、パッと胸を打った。柔道の
当身
(
あてみ
)
である。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
当身(あてみ)の例文をもっと
(21作品)
見る
そのみ
(逆引き)
過去世に人間の遠祖が
当身
(
そのみ
)
巨大怪異の爬虫輩の
強梁跋扈
(
きょうりょうばっこ
)
に逢った事実を幾千代後の今に語り伝えて
茫乎
(
ぼうこ
)
影のごとく吾人の記憶に存するものが竜であるという説のみでは受け取れず
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
当身(そのみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“当身”の解説
当身(あてみ)もしくは当身技(あてみわざ)とは、日本において古くから伝承される古武術や武道で急所を「突く・殴る・打つ・蹴る・当てる」などの技術の総称である。主に柔道をはじめとする柔術で使うパンチやキックの事を指す意味で使われる。中身(あてみ)、当、中(あて)とも書く。流派によっては砕き(くだき)、殺活術、殺法、勝身術ともいう。
時代劇などで、急所や腹部を打って気絶させる技も当身である。
(出典:Wikipedia)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当時
当前
当座
当家
当麻
当嵌
当初
検索の候補
揚心流水月当身
“当身”のふりがなが多い著者
長谷川伸
吉川英治
中里介山
南方熊楠
三遊亭円朝
江戸川乱歩
山本周五郎
国枝史郎
森鴎外
岡本かの子