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茫乎
ふりがな文庫
“茫乎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼんやり
51.3%
ぼうこ
30.8%
ぼう
10.3%
ばう
2.6%
ぼうっ
2.6%
ぼうツと
2.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼんやり
(逆引き)
私も
茫乎
(
ぼんやり
)
立って大勢の人の向いて居る方を眺めますと、南の空に火の粉がボーボー舞い上って、立って居る所は風上で有りましたが
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
茫乎(ぼんやり)の例文をもっと
(20作品)
見る
ぼうこ
(逆引き)
今日に到るまで
茫乎
(
ぼうこ
)
として、推理の範囲外にある事実と同時に「つくし女塾内には呉一郎
母子
(
おやこ
)
と、女塾生に関する以外の事跡を認めず」
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
茫乎(ぼうこ)の例文をもっと
(12作品)
見る
ぼう
(逆引き)
そして、
蹴上
(
けあげ
)
の辺りに、
茫乎
(
ぼう
)
として
佇
(
たたず
)
んでいる間に、京の町々の屋根、加茂の水は、霧の底から
薄
(
う
)
っすらと
暁
(
あ
)
けかけて来た。
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
茫乎(ぼう)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
ばう
(逆引き)
と
雪枝
(
ゆきえ
)
は
一度
(
いちど
)
塞
(
ふさ
)
いだ
目
(
め
)
を、
茫乎
(
ばう
)
と
開
(
あ
)
けて
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
茫乎(ばう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぼうっ
(逆引き)
だって何もなさらないで、
茫乎
(
ぼうっ
)
としていらっしゃるじゃないの。
蜜のあわれ
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
茫乎(ぼうっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぼうツと
(逆引き)
『よし、さらば、
詰問
(
きつもん
)
せん』
王樣
(
わうさま
)
は
冱々
(
さえ/″\
)
しからぬ
御容子
(
ごようす
)
にて、
腕
(
うで
)
を
拱
(
く
)
み、
眉
(
まゆ
)
を
顰
(
ひそ
)
め、
兩眼
(
りようがん
)
殆
(
ほと
)
んど
茫乎
(
ぼうツと
)
なる
迄
(
まで
)
、
料理人
(
クツク
)
を
凝視
(
みつ
)
めて
居
(
を
)
られましたが、やがて
太
(
ふと
)
い
聲
(
こゑ
)
で、『
栗饅頭
(
くりまんぢう
)
は
何
(
なに
)
から
製
(
つく
)
られるか?』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
茫乎(ぼうツと)の例文をもっと
(1作品)
見る
“茫乎”の意味
《名詞》
茫乎(ぼうこ)
広々していること。また、そのようなさま。
はっきりしていないこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
茫
漢検1級
部首:⾋
9画
乎
漢検準1級
部首:⼃
5画
“茫乎”で始まる語句
茫乎漠然
検索の候補
薄茫乎
茫乎漠然
茫々乎
“茫乎”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
松本泰
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三上於菟吉
小栗虫太郎
室生犀星
直木三十五