-
トップ
>
-
冱々
読み方 | 割合 |
さえざえ | 50.0% |
さえ/″\ | 50.0% |
夜に
入り候ては又気分変り、胸の内
俄に
冱々と
相成、なかなか
眠り居り候空は
無之、かかる折に人は如何やうの事を考へ候ものと
思召被成候や、又其人私に候はば何と
可有之候や
『よし、さらば、
詰問せん』
王樣は
冱々しからぬ
御容子にて、
腕を
拱み、
眉を
顰め、
兩眼殆んど
茫乎なる
迄、
料理人を
凝視めて
居られましたが、やがて
太い
聲で、『
栗饅頭は
何から
製られるか?』