“しだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
次第84.0%
漸次9.0%
四大3.2%
至大2.6%
事情0.6%
賜題0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいはひ非常ひじやうなる同情どうじやう好意かういもつて一億圓おくゑんのクレデイツトの設定せつていをすることが出來できたことは、日本にほん財界ざいかいつて此上このうへもなき次第しだいである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
えらぶ物から功驗しるしすこしもあらずして次第漸次しだいおもり行き昨今にては到底とても此世の人には非じと醫師も云ひ吾儕共わたくしどもも思ひますれば節角せつかくお娘御を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
火風水土かふうすいど四大しだいの厄を受けているこの島で、いったいどこへ籾種を蒔けというのか
藤九郎の島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
その英国で無理にも国民を兵籍に入れやうとするのには至大しだいの困難があると思はなければならない。
点頭録 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
事情しだいによっちゃ一と肌脱ぎますぜ。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
お受けになるが宜しゅうございます、今回の賜題しだいは私が教えてあげます
悪僧 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)