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胚胎
ふりがな文庫
“胚胎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はいたい
97.6%
はぐく
2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はいたい
(逆引き)
ごく大
雑把
(
ざっぱ
)
に云うと、攘夷論の強硬派である斉昭を抑えることによって、幕府の開国策がすでにこのとき
胚胎
(
はいたい
)
していたといえよう。
新潮記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
当時政治は薩長土の武力によりて
翻弄
(
ほんろう
)
せられ、国民の思想は統一を欠き、国家の危機を
胚胎
(
はいたい
)
するの
虞
(
おそれ
)
があり、
旁々
(
かたがた
)
小野君との
黙契
(
もっけい
)
もあり
東洋学人を懐う
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
胚胎(はいたい)の例文をもっと
(40作品)
見る
はぐく
(逆引き)
谷川の音は自然の鼓、松吹く風は
天籟
(
てんらい
)
の琴、この美妙の天地のなかに
胚胎
(
はぐく
)
まれた恋の
蕾
(
つぼみ
)
に虫を附かせてはなりません。——幸福というものは破れ易くまた二度とは来ないものです
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
胚胎(はぐく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“胚胎”の意味
《名詞》
胚胎(はいたい)
胚、胚子。
身籠ること。孕むこと。妊娠すること。
根差すこと。何かが始まること。
(出典:Wiktionary)
胚
漢検1級
部首:⾁
9画
胎
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“胚”で始まる語句
胚子
胚芽
胚種
胚
胚乳
胚珠
“胚胎”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
亀井勝一郎
ギ・ド・モーパッサン
徳冨蘆花
福沢諭吉
井上円了
島崎藤村
佐々木邦
大隈重信
内田魯庵