トップ
>
纏縛
ふりがな文庫
“纏縛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てんばく
75.0%
てんぱく
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんばく
(逆引き)
纏縛
(
てんばく
)
という言葉が、ちらと私の頭を
掠
(
かす
)
めて過ぎた。しかし、私は眼の前の
会席膳
(
かいせきぜん
)
の食品の鮮やかさに強て念頭を
拭
(
ぬぐ
)
った。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
第九願、
諸
(
もろもろ
)
の有情をして天魔
外道
(
げどう
)
の
纏縛
(
てんばく
)
、邪思悪見の
稠林
(
ちょうりん
)
を
解脱
(
げだつ
)
せしめ、正見に
引摂
(
いんじょう
)
せしむるの願。
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
纏縛(てんばく)の例文をもっと
(3作品)
見る
てんぱく
(逆引き)
私も東京生れで、いざとなると、無茶なところが出るのだが、それよりもこの得態の知れない男女関係の間に
纏縛
(
てんぱく
)
され、
退
(
ひ
)
くに
退
(
ひ
)
かれず、切放れも出来ず、もう少し
自棄気味
(
やけぎみ
)
になっていた。
河明り
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
纏縛(てんぱく)の例文をもっと
(1作品)
見る
纏
漢検準1級
部首:⽷
21画
縛
常用漢字
中学
部首:⽷
16画
“纏”で始まる語句
纏
纏綿
纏頭
纏足
纏向
纏繞
纏絡
纏布
纏夤
纏持
“纏縛”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
岡本かの子