“纏足”の読み方と例文
読み方割合
てんそく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪の長い並木道を纏足てんそくで中国の女は黒く、よちよち動いた。並木道の外れの電車路に、婆さんと男の子供がいた。転轍手と遊んでいた。
赤い貨車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
口を開けた古靴の群れの中に転げたマンゴ、光った石炭、つぶれた卵、膨れた魚の気胞の中を、纏足てんそくの婦人がうろうろと廻っていた。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
「こんど藤野先生から、研究のテエマをもらって、一緒にやってみませんか。纏足てんそくの骨形状など、面白いんじゃないでしょうか。」
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)