“纏布”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんぷ33.3%
まきぎぬ33.3%
ターバン33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蛹と活動蛹の二つは昆虫の形成の途中なのだ——昆虫はひそかに纏布てんぷに包まつて、その中で、頭から足の先きまですつかり構造を変へる神秘な働きをするのだ。
我は死の解く纏布まきぎぬをまきて登りゆくなり、地獄の苦しみを過ぎてこゝに來れり 三七—三九
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
纏布ターバンを巻いた、頭でっかちで眼ばかり大きな王が輿こしにのっているところや、狩猟の絵がある。余白に記録らしい文字があった。
伸子 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)