“てんぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
天賦64.7%
貼付8.8%
天父5.9%
添附5.9%
天府2.9%
天斧2.9%
添付2.9%
纏布2.9%
貼布2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも誰にも書けないと云うのは、文を技倆ぎりょうの点や、人間を活躍させる天賦てんぷの力を指すのではない。
徹頭徹尾、脇師をもって自分の天賦てんぷと心得たかのように、主役としてのお銀様を立てることは、本心からしかるのでありました。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
女子懇親会を組織し、諸国に率先そっせんして、婦人の団結をはかり、しばしば志士論客ろんかくしょうじては天賦てんぷ人権自由平等の説を聴き
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
第二ノ目的ハ、コレラヲ僕ノ日記帳ニ貼付てんぷシテオクヿダ。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
天父てんぷの慈愛にって
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
その二冊の外に「俳諧談」ととなえる小篇も添附てんぷされているのであるが、その「俳諧談」の中にこういう意味の事がいってある。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
「おまえ様は天府てんぷの神を御信心と見えますが、左様でござりますか」
安吾史譚:05 勝夢酔 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
竹童はこの深山にみょうだなと思いながら、なにごころなくながめまわしてくると、天斧てんぷ石門せきもん蜿々えんえんとながきさく、谷には桟橋さんばし
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これではいけないというので、新政府は、更に強硬なる第二の抗議書を送り、且つその抗議書に添えて、風間三千子が撮影した顔子狗の最期さいごを示すフィルムの一齣ひとこまを引伸し写真にして添付てんぷした。
鬼仏洞事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
蛹と活動蛹の二つは昆虫の形成の途中なのだ——昆虫はひそかに纏布てんぷに包まつて、その中で、頭から足の先きまですつかり構造を変へる神秘な働きをするのだ。
まっ黒な練薬ねりぐすり貼布てんぷ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)