“蜀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょく81.6%
しよく18.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜀(しょく)の西南の山中には一種の妖物(ようぶつ)が棲んでいて、その形は猿に似ている。身のたけは七尺ぐらいで、人の如くに歩み、且(か)つ善く走る。
諸葛孔明は蜀(しょく)の玄徳のために立たれるまでは、南陽というところで、みずから鋤鍬(すきくわ)を取って百姓をしておいでになりましたのです。
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それによりますと、漢(かん)の初(はじ)め頃(ごろ)支那(しな)の南方(なんぽう)蜀(しよく)といふ遠(とほ)い地方(ちほう)で、作(つく)つたものであることがわかるのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
隴(ろう)を得(え)て蜀(しよく)を望(のぞ)むは夫(そ)れ人情(にんじやう)の常(つね)なるかも、百(ひやく)に至(いた)れば千(せん)をと願(ねが)ひ千(せん)にいたれば又(また)萬(まん)をと諸願(しよぐわん)休(やす)む時(とき)なければ心(こゝろ)常(つね)に安(やす)からず、つら/\思(おも)へば無一物(むいちぶつ)ほど氣樂(きらく)なるはあらざるべし
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)