“蜀道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょくどう50.0%
しよくだう33.3%
ナンセンス16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蜀道しょくどうは天下の嶮岨けんそとうけたまわる。都まで来るには、ひとかたならぬご辛苦だったでしょう」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれは、單身たんしんやままたやまけてあたらしい知己ちき前途ぜんとおもつた。蜀道しよくだう磽确かうかくとしてうたけんなるかな。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
噫吁戯あゝあゝ、危キ乎、高キ哉、蜀道ナンセンスノ難キハ青天ニ上ルヨリモ難シ——この道に於いてはまことに才能の濫用も是非なく、おそらくは自ら濫用のために進んで濫用す……術を用ひながら
浪曼的月評 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)