-
トップ
>
-
蜀道
>
-
しよくだう
彼は、
單身山又山を
分けて
行く
新しい
知己の
前途を
思つた。
蜀道磽确として
轉た
世は
嶮なるかな。
それ、
放たれたる
女は、
蜀道の
良夜にあり。
敢て
目白の
學校にあらざる
也。
唐の
玄宗、
南の
方に
狩す。
百官司職皆これに
從ふ
中に、
王積薪と
云ふもの
當時碁の
名手なり。
同じく
扈從して
行いて
蜀道に
至り、
深谿幽谷の
間にして
一軒家に
宿借る。
其の
家、
姑と
婦と
二人のみ。