“百官”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つかさづかさ33.3%
つかさつかさ33.3%
ひやくくわん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兵を河のに隱し、またその山の上に、絁垣きぬがきを張り、帷幕あげばりを立てて、詐りて、舍人とねりを王になして、あらは呉床あぐらにませて、百官つかさづかさゐやまひかよふ状、既に王子のいまし所の如くして
またある時、天皇葛城山に登りいでます時に、百官つかさつかさの人ども、ことごとあかひも著けたる青摺のきぬを給はりてたり。その時にその向ひの山の尾より、山の上に登る人あり。
たう玄宗げんそうみなみかたかりす。百官ひやくくわん司職ししよくみなこれにしたがなかに、王積薪わうせきしんふもの當時たうじ名手めいしゆなり。おなじく扈從こじうしていて蜀道しよくだういたり、深谿しんけい幽谷いうこくあひだにして一軒家いつけんや宿やどる。いへしうとよめ二人ふたりのみ。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)