“百舌鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もず94.1%
モズ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
百舌鳥のやうなけたたましい鳥が堤の草藪に鳴きたててゐる。蛙も地蟲も鳴いてゐる。——ツヤがぐんと躯を空に向けかへた。
多摩川 (旧字旧仮名) / 林芙美子(著)
そして百舌鳥の飛び立ってゆくあとを茫然と見送るさまは、すこぶる妙で、この子供には空を自由に飛ぶ鳥がよほど不思議らしく思われました。
春の鳥 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
庚申待ちの盗孕、泉北郡百舌鳥村の暮から正月三日へかけての、百舌鳥精進のやうなのが此である。此は禁欲をふる仏道・儒教の影響があるのではないかと思ふ。
盆踊りと祭屋台と (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
泉北郡百舌鳥村大字百舌鳥では、色々よそ村と違つた風習を伝へてゐた。其が今では、だん/\平凡化して来た。此処にいふもおずしやうじんの如きは、殊に名高いものになつて居た。
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)