“百足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかで94.1%
ひゃくあし2.0%
ももた2.0%
もゝた2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
畠へ出れば出るで、どこの藪蔭にも石の下にも百足だのだの蛇だのがうじゃうじゃしている。さて畠の向うはといえば山と荒野だ。
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
雪海和尚の養育法による効果であるか、それとも又四郎自身にそういう素質があったものか、やがて彼には「百足ちがい」という定評がつけられた。
百足ちがい (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
百足らず伊予路を見れば、山の末島の崎々、真白にぞみ雪ふりたれ、並立の山のこと/″\、見渡の島のこと/″\、冬といへど雪だに見えぬ、山陽の吉備の御国は、よくありけり
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
月今宵は少くも灑脱の趣のある句である。歳暮歳旦の句はこれに反して極て平凡である。しかし萬葉の百足らず八十のちまたを使つてゐるのが、壽阿彌の壽阿彌たる所であらう。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)