“むかで”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ムカデ
語句割合
百足51.1%
蜈蚣26.6%
百足虫12.8%
蜈蜙3.2%
呉公2.1%
百足蛇1.1%
百足蟲1.1%
1.1%
螂蛆1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ほほ、ごめんあそあせ、貴方には百足ちがいという綽名があるそうですけれど、それはどういう故事から出たのでございますか」
百足ちがい (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
そこで、筒をひらくと、一尺ばかりの蜈蚣が這い出して、旅人のからだを三度廻って、また直ぐに几の上にって、暫くして筒のなかに戻った。
それから夜明けにかけて、全軍の兵は、蜿蜒百足虫のような長いい廻しにかかった。一本のを打ち込むにも位置や深さの法則があった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
両眼真黄色な絵具の光る、巨大な蜈蜙が、赤黒い雲の如くを巻いた真中に、俵藤太が、弓矢をんで身構えた暖簾が、ただ、男、女と上へ割って、柳湯、と白抜きのに懸替って
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ここにその矢を持ちて奉りし時に、家に率て入りて、八田間の大室一一に喚び入れて、そのを取らしめたまひき。かれその頭を見れば、呉公にあり。
この竜宮城をしてぞ近づきける、事の能々見るに、二行にせる焼松は、皆が左右の手に点したりと見えたり、あはれこれは、百足蛇の化けたるよと心得て、矢比近くなりければ
「俺はその蟲が大嫌ひでな。、バツタ、カマキリ、百足蟲、——蟲と名のつくものにろくなものがない」
倒るゝ音大地を響かせり、立ち寄りてこれを見るに、果して百足のなり、竜神はこれを悦びて、秀郷を様々にしけるに、太刀一振巻絹一つ、鎧一領、頸うたる俵一つ
その故か田辺で蜈蚣にまれて格別痛まぬ人蝮蛇咬むを感ずる事しく、蝮蛇咬むをさまで感ぜぬ人蜈蚣に咬まるれば非常に苦しむと伝う、この辺から言ったものか、『荘子』に螂蛆帯を甘んず