“八田間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やたま50.0%
ヤタマ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにその矢を持ちて奉りし時に、家に率て入りて、八田間やたまの大室一一に喚び入れて、そのかしらしらみを取らしめたまひき。かれその頭を見れば、呉公むかでさはにあり。
亦くる日の夜は呉公ムカデと蜂との室屋に入れ給いしを、また呉公蜂の比礼を授けて、先のごと教え給いし故に、やすく出で給いき。また八田間ヤタマの大ムロヤに喚び入れて、其頭の虱を取らせ給いき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)