“もゝた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
桃太50.0%
百足50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦桃にかもゝおほいによろこび、やすことかな、われ一跨ひとまたぎ日本につぽん推渡おしわたり、三指みつゆびにて桃太もゝた
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
炎燄ほむらをりから、將軍しやうぐん此度このたび桃太もゝた
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
爾時そのとき毒龍どくりようのいひけるは、徃時いんじ桃太もゝた
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
月今宵は少くも灑脱しやだつの趣のある句である。歳暮歳旦の句はこれに反して極て平凡である。しかし萬葉の百足もゝたらず八十のちまたを使つてゐるのが、壽阿彌の壽阿彌たる所であらう。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)