“蠅”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
はえ83.4%
はへ5.9%
はい4.7%
ばえ1.2%
ばへ1.2%
よう1.2%
なわ0.6%
はひ0.6%
ハイ0.6%
ハエ0.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蠅”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語28.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
向うのかどまがろうとして、仔馬はいそいで後肢あとあしを一方あげて、はらはえたたきました。
雁の童子 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
あちこちにボロボロの服装をした男女がうずくまっていたが、どの人間のまわりにもはえがうるさく附纏つきまとっていた。
廃墟から (新字新仮名) / 原民喜(著)
源吉の鹽辛しほから聲を聞くと、お菊の死骸にはへのやうにむらがつた彌次馬は、一ぺんにパツと飛散ります。
はへうじも、とは、まさかひはしなかつたけれども、場合ばあひ……きれいきたないなんぞ勿體もつたいないと
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
日向ひなたの学校の硝子がらすにこの間まではいがぶんぶん飛んでいたが、それももう見えなくなった。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
はいたれとでも懇意こんいになりますが、そのかはりたれにでもうるさがられます。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
そういったら逃げるだろうと思いのほか、相手は、ふき出して、又八のほうへ尻を向け、矢来のうちのガチャばえを呼び立てた。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほうほうのていで出て来ると、追いかけて来たガチャばえの一人が、
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここによろづの神のおとなひは、さばへなす滿ち、萬のわざはひ悉におこりき。
ばへよ、あはれ、
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
「ほとんど腐肉ふにくようきたす」
鯉魚 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
また曰く、「これに次いで字を識り文を作るの徒を募り、博物材技の流を雇わん。ここにおいて利を知りて義を知らず、書を知りて道を知らざるの人、翕然きゅうぜんとして附同し、蟻集してよう集せん」と、これまたその杞憂きゆうの一理由なり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「くわしいことは話していられませんが、何しろ、大変なさわぎ、あの、日本左衛門がネお嬢様、天運つきて、とうとうなわにかかったんです」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
よし、俺は何うしても、自分のことは自分で始末を付けるとしやう。自分の頭にたかツたはひは、自分で逐ふさ。つまづいたツて、倒れたツて、人は何でも自分の力で、自分の行く道をひらいて行ツた方が、一番安心だ。それがまた生存せいぞんの意義にも適してゐるといふもんだ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
フン! 他人フト辛口カラグヂきグシマネ自分のめしの上のハイホロガネガ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
ノッソリテ、ハエタタキノゴトク、バタットヤッテ、ウムヲワサヌ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)