“蠅”の読み方と用例
読み方(ふりがな)割合
はえ83.7%
はへ6.1%
はい5.4%
ばえ1.4%
ばへ1.4%
(その他)2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蠅”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語17.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.3%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
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はえの頭というより外に形容のしようのないその草稿を、なるべくだけ余計こしらえるのが、その時の彼に取っては、何よりの愉快であった。
〔出典〕道草(新字新仮名)/夏目漱石(著)
「ヘーヘー恐れ煎豆いりまめはじけ豆ッ、あべこべに御意見か。ヘン、親のそしりはしりよりか些と自分の頭のはえでもうがいいや、面白くもない」
〔出典〕浮雲(新字新仮名)/二葉亭四迷(著)
またそれはへいとふべし、然れどもこれを花片はなびらの場合と仮定せよ「木の下はしるなますも桜かな」食物を犯すは同一おなじきも美なるがゆゑに春興たり。
〔出典〕醜婦を呵す(新字旧仮名)/泉鏡花(著)
絶えも入りたげな面目なさに、長い睫毛まつげを伏せたまゝ――、惡い女も隨分大勢見て來た平次にも、たゞの巾着切や胡麻ごまはへとは思へないいぢらしさです。
〔出典〕銭形平次捕物控:082 お局お六(旧字旧仮名)/野村胡堂(著)
が、不思議ふしぎなのは、白無垢しろむくうしていてもちつとでも塵埃ほこりたまらず、むしはいも、ついたかつたことがい。
〔出典〕神鑿(新字旧仮名)/泉鏡花泉鏡太郎(著)
或る処でグロオワアムと言ふ字をはいに似た虫で夜後尾の方が光るものだと、先生が言つたら、生徒の一人が、先生それは蛍ではありませんかと言つたといふ話があるが
〔出典〕翻訳製造株式会社(新字旧仮名)/戸川秋骨(著)
彼奴あいつは、名うてな悪で、この空地には、ああいうガチャばえがたくさんおりましてな、少し甘い顔と見れば
〔出典〕宮本武蔵:04 火の巻(新字新仮名)/吉川英治(著)
人間が死んで、蠅が死なないのはおかしいが、もし手にとって、顕微鏡を持つまでもなく肉眼でよく見るならば、この蠅がただの蠅ではなく、ロボットばえであることを発見したであろう。
〔出典〕(新字新仮名)/海野十三(著)
ここによろづの神のおとなひは、さばへなす滿ち、萬のわざはひ悉におこりき。
〔出典〕古事記:02 校註 古事記(その他)/太安万侶稗田阿礼(著)
ばへよ、あはれ、
〔出典〕有明集(旧字旧仮名)/蒲原有明(著)
「ほとんど腐肉ふにくようきたす」
〔出典〕鯉魚(新字新仮名)/岡本かの子(著)
フン! 他人フト辛口カラグヂきグシマネ自分のめしの上のハイホロガネガ。
〔出典〕地方主義篇:(散文詩)(旧字旧仮名)/福士幸次郎(著)
ノッソリテ、ハエタタキノゴトク、バタットヤッテ、ウムヲワサヌ。
〔出典〕創生記(新字新仮名)/太宰治(著)