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蠅頭
ふりがな文庫
“蠅頭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ようとう
50.0%
じょうとう
25.0%
はえがしら
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようとう
(逆引き)
留学中に余が
蒐
(
あつ
)
めたるノートは
蠅頭
(
ようとう
)
の細字にて五、六寸の高さに達したり。余はこのノートを唯一の財産として帰朝したり。
『文学論』序
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
蠅頭(ようとう)の例文をもっと
(2作品)
見る
じょうとう
(逆引き)
爺さんが北海道に帰ってからよこした第一の手紙は、十三行の
罫紙
(
けいし
)
に
蠅頭
(
じょうとう
)
の細字で認めた長文の手紙で、農とも読書子ともつかぬ
中途半端
(
ちゅうとはんぱ
)
な彼の生活を手強く攻撃したものであった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
蠅頭(じょうとう)の例文をもっと
(1作品)
見る
はえがしら
(逆引き)
通りかゝりの
百姓衆
(
ひゃくしょうしゅう
)
に、
棕櫚縄
(
しゅろなわ
)
を
蠅頭
(
はえがしら
)
に結ぶ事を教わって、畑中に
透籬
(
すいがき
)
を結い、風よけの
生籬
(
いけがき
)
にす可く之に
傍
(
そ
)
うて杉苗を植えた。無論必要もあったが、一は面白味から彼はあらゆる
雑役
(
ぞうえき
)
をした。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
蠅頭(はえがしら)の例文をもっと
(1作品)
見る
蠅
漢検準1級
部首:⾍
19画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“蠅”で始まる語句
蠅
蠅叩
蠅取
蠅帳
蠅除
蠅男
蠅取紙
蠅営狗苟
蠅々
蠅入
“蠅頭”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
内田魯庵
夏目漱石