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ようとう
ふりがな文庫
“ようとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
揺蕩
42.9%
羊頭
14.3%
蠅頭
14.3%
妖刀
7.1%
楊桃
7.1%
漾蕩
7.1%
腰刀
7.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揺蕩
(逆引き)
机から急に立上つた身体の動揺から私は軽微の
眩暈
(
めまい
)
がしたのと、久し振りにあたる明るい陽の光の
刺戟
(
しげき
)
に、苦しいより
却
(
かえっ
)
て
揺蕩
(
ようとう
)
とした
恍惚
(
こうこつ
)
に陥つたらしい。
蔦の門
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
ようとう(揺蕩)の例文をもっと
(6作品)
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羊頭
(逆引き)
「非常に便利です。
所謂
(
いわゆる
)
文明の利器ですな。」角顋は、ポケットから朝日を一本出して、口へくわえながら、「こう云うものが出来ると、
羊頭
(
ようとう
)
を掲げて
狗肉
(
くにく
)
を売るような作家や画家は、 ...
Mensura Zoili
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ようとう(羊頭)の例文をもっと
(2作品)
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蠅頭
(逆引き)
殊に原本は十五、六行の
蠅頭
(
ようとう
)
細字で認めた一年一冊およそ百余
張
(
ちょう
)
の半紙本である。アレだけの著述をした上にこれだけの丹念な日記を毎日怠らず附けた気根の強さ加減は驚くに余りある。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ようとう(蠅頭)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
妖刀
(逆引き)
その灰けむりのおさまったあとには、ふたたび水のように、つめたく静まりかえった丹下左膳の蒼い顔と、青眼にとった
妖刀
(
ようとう
)
濡れ燕と……。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
ようとう(妖刀)の例文をもっと
(1作品)
見る
楊桃
(逆引き)
○
楊桃
(
ようとう
)
台湾の民芸について
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
ようとう(楊桃)の例文をもっと
(1作品)
見る
漾蕩
(逆引き)
舳
(
へさき
)
が蔵前をさすあたり、
漾蕩
(
ようとう
)
たる水の暗さにも、千鳥の声に、首尾の松が音ずれして、くらやみから姿をさしのべ、舟を抱くばかりに思うと、ぴたりと留って動かない。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ようとう(漾蕩)の例文をもっと
(1作品)
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腰刀
(逆引き)
いや、そのまま占領した場所に陣していると聴くと、踏々と芝ふみ鳴らし、
腰刀
(
ようとう
)
を抜いて
額
(
ひたい
)
に当てて「軍には勝ちたるぞ、思いの外早かった」と五六度呼ばわったと云う。思う壺に入ったわけである。
賤ヶ岳合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
ようとう(腰刀)の例文をもっと
(1作品)
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