“眩暈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めまい69.7%
めまひ15.9%
げんうん4.4%
めま2.0%
くるめき1.6%
めくるめ1.2%
めくるめき1.2%
くら0.8%
めくる0.8%
くる0.4%
くるめ0.4%
くるめく0.4%
めくら0.4%
めんけん0.4%
よっ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
佐々が気づいたとき、最先に感じたのは恐ろしい眩暈であった。脳味噌が誰かののうちにギュッと握られているような感じだった。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
三方にめぐらした手摺は丁度大人の腰の下まで屆くほど。眩暈がした位では、これを乘り越して下へ落ちさうな樣子はありません。
彼は椅子の上に身を落とし、頭と両腕とを寝台の上に投げ出し、とらえ所のない考えのうちに沈み、あたかも眩暈でもしてるかのようだった。
それをしも押しのけて、自らによって他を焼き尽そう情熱、自分はまたしても眩暈いがした。裂けた。息を吹き返して気が付いたときに、自分は醜い姿に壊れていた。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ワルツの舞の哀れさよ、疲れ倦みたる眩暈
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
老いたる男、最後の一撃をなさむとする所に、忽ち眩暈き倒れ、槌は手を離れて地上に落つ。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
私はジッと見詰めているに、握りしめたや脇の下からネトネトとした脂汗が滲出、眼も頭も眩暈みそうな心の動揺に、どうしてもその部屋を抜出さずにはいられなかった。
腐った蜉蝣 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
その青澄んだ、底無しの深淵を、いつまでもいつまでも見つめているうちに、私の目は、いつとなくグルグルと、眩暈めき初めました。
瓶詰地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
は金を施したれば、みる目眩暈くばかりなれども、内はみな鉛にて、その重きに比ぶればフェデリーゴの着せしは藁なり 六四—六六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
重き煙草にまどはしく眩暈みながら。
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「鯉なり鯉なり、好きなり」と、口々に賞讃するにぞ、却つて得意に之を振り廻したれば、哀れ罪なき鯉は、予の名誉心の犠牲に供せられて、眩暈したらんと思ひたりし。
釣好隠居の懺悔 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
かねて果心居士におしえられてあった破術遁明の急法をおこない、蝶群の一をやぶって、三に、を飛ばそうとすると、クロは白蝶群毒粉眩暈て、を弱められ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)