“毒粉”の読み方と例文
読み方割合
どくふん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その口からとびだしたのは、きたないかみつぶしではなくて、美しい一毒蝶どくちょう、ヒラヒラと毒粉どくふんを散らした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かねて果心居士かしんこじにおしえられてあった破術遁明はじゅつとんめいの急法をおこない、蝶群ちょうぐんの一かくをやぶって、三に、わしを飛ばそうとすると、クロは白蝶群はくちょうぐん毒粉どくふん眩暈よって、つばさを弱められ
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)