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毒気
ふりがな文庫
“毒気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
毒氣
読み方
割合
どくき
35.3%
どっき
29.4%
どくけ
23.5%
あしきいき
5.9%
どっけ
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どくき
(逆引き)
その
後
(
のち
)
僕は君と
交
(
まじわ
)
っている間、君の
毒気
(
どくき
)
に
中
(
あ
)
てられて死んでいた心を振い起して高い
望
(
のぞみ
)
を
抱
(
いだ
)
いたのだが、そのお蔭で無慙な
刺客
(
しかく
)
の手にかかって
痴人と死と
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
毒気(どくき)の例文をもっと
(6作品)
見る
どっき
(逆引き)
わしは今それについて研究中だが、君が今、歴史を誌した文字に疑を感じるようになったのも、つまりは、君が文字に親しみ過ぎて、その霊の
毒気
(
どっき
)
に
中
(
あた
)
ったためであろう。
文字禍
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
毒気(どっき)の例文をもっと
(5作品)
見る
どくけ
(逆引き)
累
(
かさね
)
や
崇禅寺
(
そうぜんじ
)
馬場の大石殺し、または、大蛇の
毒気
(
どくけ
)
でつるつるになった
文次郎
(
ぶんじろう
)
の顔などが、当時の悪夢さながらに止められているのである。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
毒気(どくけ)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
あしきいき
(逆引き)
毒気
(
あしきいき
)
にあたりたると見えて、
後
(
のち
)
は只
三四五
眼
(
め
)
のみはたらきて物いひたげなれど、声さへなさでぞある。水
灌
(
そそ
)
ぎなどすれど、つひに死にける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
毒気(あしきいき)の例文をもっと
(1作品)
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どっけ
(逆引き)
「ははあ……」といったまま、
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
も
蚕婆
(
かいこばばあ
)
も、すっかり
毒気
(
どっけ
)
をぬかれたていで、いままで
喋々
(
ちょうちょう
)
とならべたてた
吹聴
(
ふいちょう
)
が、いっそう
器量
(
きりょう
)
を悪くした。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
毒気(どっけ)の例文をもっと
(1作品)
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“毒気”の意味
《名詞》
毒を含んだ気体。毒ガス。
毒性。
悪気。攻撃的な意志。
強烈な個性。
(出典:Wiktionary)
毒
常用漢字
小5
部首:⽏
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“毒気”の類義語
毒
邪気
毒物
害毒
“毒”で始まる語句
毒
毒蛇
毒瓦斯
毒々
毒舌
毒口
毒吐
毒蛾
毒水
毒草
検索の候補
瘡毒気
気毒
毒瘴気
気毒相
気毒煙火燃
“毒気”のふりがなが多い著者
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
小栗虫太郎
鈴木三重吉
中島敦
三遊亭円朝
中里介山
夏目漱石
薄田泣菫
吉川英治