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毒気
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どくけ
ふりがな文庫
“
毒気
(
どくけ
)” の例文
旧字:
毒氣
累
(
かさね
)
や
崇禅寺
(
そうぜんじ
)
馬場の大石殺し、または、大蛇の
毒気
(
どくけ
)
でつるつるになった
文次郎
(
ぶんじろう
)
の顔などが、当時の悪夢さながらに止められているのである。
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
いつも少々
毒気
(
どくけ
)
を抜かれた形で一同が神妙にきいていると、先生は少しきまり悪そうににやにや笑いながら「どうも僕が来ると、実験の邪魔ばかりするようだね」
寺田先生の追憶:――大学卒業前後の思い出――
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
その顔にまざまざと
嘲笑
(
ちょうしょう
)
の色を認めた時には、多少
毒気
(
どくけ
)
を抜かれた形だった。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
強いものでもその
毒気
(
どくけ
)
にあたってまもなく
死
(
し
)
んでしまうほどでした。
手紙 一
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“毒気”の意味
《名詞》
毒を含んだ気体。毒ガス。
毒性。
悪気。攻撃的な意志。
強烈な個性。
(出典:Wiktionary)
毒
常用漢字
小5
部首:⽏
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“毒”で始まる語句
毒
毒蛇
毒瓦斯
毒々
毒舌
毒口
毒吐
毒蛾
毒水
毒草