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邪気
ふりがな文庫
“邪気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
邪氣
読み方
割合
あどけ
58.3%
じゃき
25.0%
つみ
8.3%
じやき
4.2%
まわりぎ
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あどけ
(逆引き)
それが、顔
全体
(
いつたい
)
を恐ろしくして見せるけれども、笑ふ時は
邪気
(
あどけ
)
ない
小児
(
こども
)
の様で、小さい眼を愈々小さくして、さも面白相に肩を
撼
(
ゆす
)
る。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
邪気(あどけ)の例文をもっと
(14作品)
見る
じゃき
(逆引き)
と、威張ってみたり、多分なる
茶気
(
ちゃき
)
と
邪気
(
じゃき
)
と
莫迦
(
ばか
)
らしさをも、その時分の老公には、つつみなく素行に現わされていた。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
邪気(じゃき)の例文をもっと
(6作品)
見る
つみ
(逆引き)
『お前さんの顔は、可愛ゆい、
邪気
(
つみ
)
のない顔でしたが、このごろ、陰気になってきました。こんなところにいると、死にたくなりますから、こっちへおいでなさい』
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
邪気(つみ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
じやき
(逆引き)
宝塔
(
ほうたふ
)
の
如
(
ごと
)
きに
接
(
せつ
)
した
時
(
とき
)
は、
邪気
(
じやき
)
ある
凡夫
(
ぼんぷ
)
は、
手足
(
てあし
)
もすくんでそのまゝに
踞
(
しやが
)
んだ
石猿
(
いしざる
)
に
化
(
な
)
らうかとした。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
邪気(じやき)の例文をもっと
(1作品)
見る
まわりぎ
(逆引き)
好人
(
ひとよし
)
の万作も年寄っては愚痴っぽく、また
邪気
(
まわりぎ
)
もちっとは出るかして、お光の
阿魔
(
あま
)
め実の親が恋しいので
己等
(
おいら
)
を疎略にするのじゃあるめえかと思ったと見え
漁師の娘
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
邪気(まわりぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“邪気”の意味
《名詞》
邪気(じゃき)
悪意。
病気を起こす悪い気。
(出典:Wiktionary)
邪
常用漢字
中学
部首:⾢
8画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“邪気”の類義語
毒気
“邪気”で始まる語句
邪気無
検索の候補
無邪気
風邪気
邪気無
風邪気味
無邪気者揃
邪魔気
“邪気”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
加能作次郎
小栗虫太郎
徳冨蘆花
小島烏水
中里介山
石川啄木
島崎藤村
斎藤茂吉
菊池寛