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『漁師の娘』
ふりがな文庫
『
漁師の娘
(
りょうしのむすめ
)
』
常陸の国霞が浦の南に、浮島と云って、周囲三里の細長い島がある。 二百あまりの家と云う家はずらり西側に並んで、向う岸との間は先ず隅田川位、おおいと呼べば応と答えて渡守が舟を出す位だが、東側は唯もう山と畠で持切って、それから向うへは波の上一里半 …
著者
徳冨蘆花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「家庭雑誌」1897(明治30)年1月25日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約24分(500文字/分)
朗読目安時間
約39分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
強
(
つと
)
往来
(
ゆきもどり
)
爺
(
ちゃん
)
無情
(
なさけね
)
生
(
うみ
)
光
(
みい
)
側
(
そばだ
)
覆
(
か
)
孩児
(
ねねっこ
)
何
(
どう
)
真正
(
ほん
)
間
(
ひま
)
言
(
ものい
)
斯々
(
こうこう
)
摩
(
な
)
背
(
うしろ
)
艘
(
はい
)
周囲
(
めぐり
)
爺
(
とっ
)
斯様
(
こう
)
下
(
しも
)
揺
(
うご
)
繕
(
つくろい
)
愛
(
いつく
)
猟
(
と
)
惚
(
と
)
恰
(
ちょう
)
何人
(
なにびと
)
左右
(
とかく
)
此方
(
こち
)
衣服
(
べべ
)
其様
(
そう
)
邪気
(
まわりぎ
)
空
(
くう
)
空明
(
くうめい
)
暫
(
しばし
)
肉
(
み
)
極
(
ごく
)
小魚
(
ざこ
)
宛
(
さなが
)
如何
(
どう
)
真
(
ほん
)
天
(
そら
)
堪
(
こた
)
遠
(
とおざ
)
父母
(
ふたおや
)
間々
(
あいあい
)
伴
(
つれ
)
何様
(
どう
)
突然
(
だしぬけ
)
法外
(
のけもの
)
吾家
(
わがいえ
)
到底
(
とても
)
沢
(
たく
)
一入
(
なお
)
水馬
(
あめんぼう
)
嚊
(
かか
)
囂
(
やかま
)
出立
(
いでたち
)
言
(
こと
)
親
(
したし
)
三
(
みつ
)
画
(
か
)
爺
(
おやじ
)
摩
(
さす
)
女
(
むすめ
)
光
(
みつ
)
細
(
こまか
)
好人
(
ひとよし
)
男
(
お
)
媼
(
ばば
)
此方
(
こっち
)
薩張
(
さっぱり
)
家
(
や
)
楓
(
もみじ
)
寂
(
さ
)
矢張
(
やっぱり
)
人身
(
ひとだけ
)
頓
(
やが
)
思
(
おもい
)
臭
(
におい
)
後
(
うしろ
)
何
(
なに
)
荒
(
あら
)
時節
(
とき
)
明夕
(
あくるよ
)
独
(
ひとり
)
節奏
(
せっそう
)
根
(
こん
)
根株
(
ねっこ
)
森
(
しん
)
主
(
あるじ
)
習字
(
てならい
)
狼狽
(
うろた
)
漁
(
と
)
晩
(
おそ
)
応
(
おう
)
徒
(
いたずら
)
朝
(
あした
)
女連
(
おんなづれ
)