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法外
読み方 | 割合 |
ほうがい | 38.5% |
はふぐわい | 30.8% |
のけもの | 7.7% |
ばか | 7.7% |
ほうげい | 7.7% |
ほふぐわい | 7.7% |
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かの女は
咄嗟の間に、おならの
嫌疑を甲野氏にかけてしまった。そしてその
為めに突き上げて来た笑いが、甲野氏への
法外な
愛嬌になった。
勘次は
工事がどんなことかも
能く
知らなかつたが一
日の
手間が五十
錢以上にもなるといふので、それが
其季節としては
法外な
値段なのに
惚れ
込んで
畢つたのである。
女連は同盟して、お光を
法外にする。
男児連は往来毎にお光を
窘める。併しお光は避け隠れして取り合わぬ。
独逸の
名高い作者レツシングと
云ふ人は、
至つて
粗忽しい
方で、
其上法外に忘れツぽいから、
無闇に
金子や
何かゞ
失くなる
お
侍でも
仮令百姓でも
理合に
於て二つはねえ、おらッちが
商売をするッて、えらア
田地イ持ってるものはねえから、世間並に売れば
宜いに、
法外に廉く売るもんだから
理も
非もない。はじめから
人の
妻を
掴み
取つてものを
云ふ、
悪魔の
所業ぢや、
無理も
無躰も
法外の
沙汰と
思へ。