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法外
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はふぐわい
ふりがな文庫
“
法外
(
はふぐわい
)” の例文
勘次
(
かんじ
)
は
工事
(
こうじ
)
がどんなことかも
能
(
よ
)
く
知
(
し
)
らなかつたが一
日
(
にち
)
の
手間
(
てま
)
が五十
錢
(
せん
)
以上
(
いじやう
)
にもなるといふので、それが
其
(
その
)
季節
(
きせつ
)
としては
法外
(
はふぐわい
)
な
値段
(
ねだん
)
なのに
惚
(
ほ
)
れ
込
(
こ
)
んで
畢
(
しま
)
つたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
夫れ
台所
(
だいどころ
)
に於ける
鼠
(
ねづみ
)
の
勢力
(
せいりよく
)
の
法外
(
はふぐわい
)
なる
飯焚男
(
めしたきをとこ
)
が
升落
(
ますおと
)
しの
計略
(
けいりやく
)
も更に
討滅
(
たうめつ
)
しがたきを思へば、
社会問題
(
しやくわいもんだい
)
に
耳
(
みゝ
)
傾
(
かたむ
)
くる人いかで此
一町内
(
いつちやうない
)
百「ダース」の
文学者
(
ぶんがくしや
)
を
等閑
(
なほざり
)
にするを
得
(
う
)
べき。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
そして、私は彼女がいつもこのやうに
機嫌
(
きげん
)
がよくてやさしくて、度々すぎるほど彼女がさうしたやうに私を
押
(
お
)
し𢌞したり、叱つたり、
法外
(
はふぐわい
)
に用をさせたりしないようにと
希
(
ねが
)
つた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
其方儀
(
そのはうぎ
)
先年京都日野家に
勤
(
つとめ
)
中
(
ちう
)
種々
(
しゆ/″\
)
惡事
(
あくじ
)
に及び其上嘉川主税之助方に於て
主人
(
しゆじん
)
の惡事を助け先代平助
嫡子
(
ちやくし
)
藤五郎藤三郎に
無禮
(
ぶれい
)
法外
(
はふぐわい
)
の儀を働き
侍女
(
こしもと
)
島
(
しま
)
を
絞殺
(
しめころ
)
し候
段
(
だん
)
重々
(
ぢう/\
)
不屆
(
ふとゞき
)
に
付
(
つき
)
獄門
(
ごくもん
)
申付る
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“法外”で始まる語句
法外有法