“手間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てま98.2%
でま1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此方こちら焚火たきびどころでい。あせらしてすゝむのに、いや、土龍むぐろのやうだの、井戸掘ゐどほり手間てまだの、種々いろ/\批評ひひやうあたまからかぶせられる。
「そんなに手間てまをとっちゃいられないよ。おれは、石見守いわみのかみさまの駕籠がたつと、一しょに、甲府こうふ躑躅つつじさきへ帰らなけりゃならない」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二重手間でまでもそれは人の手間だから構わない。何処までも御主人を御主人として立てる。例えば植木屋が仕事に来ていて
脱線息子 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)