“てま”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テマ
語句割合
手間96.6%
主題1.7%
手前1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんなに手間てまをとっちゃいられないよ。おれは、石見守いわみのかみさまの駕籠がたつと、一しょに、甲府こうふ躑躅つつじさきへ帰らなけりゃならない」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
げに憂鬱なる、憂鬱なるそれはまた私の敍情詩の主題てまである。
青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
又「そう何もかも手前てめえぎ附けられてはむを得ん、実は死人しびとだて、ついては手前てまに金子二拾両るが、何卒どうぞ此の事を口外してくれるな、打明けて話をするが、此の死骸は実は僕が権妻ごんさい同様のものだ」