“手間隙”の読み方と例文
読み方割合
てまひま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長兵衞は聞て成程なるほど夫は大變な事貴樣のつかはしたる金よりうたがひをうけ無實むじつなんおちしと聞ては如何にも見て居られぬは道理もつともなり願書ぐわんしよは元より商賣柄しやうばいがらしたゝめるのに手間隙てまひまは入らず然ば長八ナゼ貴樣はむすめ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「どうせいとに乘る呪文ぢやないから、朝夕ひよぐつたところで、大した手間隙てまひまのかゝる代物しろものぢやねえ。あつしもその祕藥を頂戴して百まで生きる工夫をしようと思ひ立つたが、いけませんよ、親分」