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片手間
ふりがな文庫
“片手間”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かたてま
75.0%
かたでま
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたてま
(逆引き)
そこで賃仕事の
片手間
(
かたてま
)
に
一中節
(
いつちうぶし
)
の
稽古
(
けいこ
)
をし、もし上達するものとすれば
師匠
(
ししやう
)
になるのも善いと思ひ出した。しかし一中節はむづかしかつた。
素描三題
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そのどの家もめいめいの商売だけでは
暮
(
くら
)
しがたたず、
百姓
(
ひゃくしょう
)
もしていれば、
片手間
(
かたてま
)
には
漁師
(
りょうし
)
もやっている、そういう
状態
(
じょうたい
)
は大石先生の村と同じである。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
片手間(かたてま)の例文をもっと
(6作品)
見る
かたでま
(逆引き)
岩野泡鳴氏は文士や
画家
(
ゑかき
)
が
片手間
(
かたでま
)
の生産
事業
(
じごふ
)
としては養蜂ほど
好
(
よ
)
いものは無いといつて、
一頻
(
ひとしき
)
りせつせと蜜蜂の世話を焼いてゐた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
この時の事は
後
(
のち
)
になっても、
和尚贔屓
(
おしょうびいき
)
の門番が、
樒
(
しきみ
)
や線香を売る
片手間
(
かたでま
)
に、よく参詣人へ話しました。
捨児
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
片手間(かたでま)の例文をもっと
(2作品)
見る
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“片手”で始まる語句
片手
片手業
片手掴
片手落
片手打
片手拝
片手撲
片手桶
片手腕
片手釣
検索の候補
片手
手間
手間取
手間賃
片手業
手間暇
工手間
手間潰
片手落
手間隙
“片手間”のふりがなが多い著者
壺井栄
作者不詳
薄田泣菫
芥川竜之介
海野十三
岡本綺堂