“片手釣”の読み方と例文
読み方割合
かたてづり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こずゑ三階さんがい高樓かうろう屋根やねき、えだかはなかばへ差蔽さしおほうたけやきしたに、片手かたて番傘ばんがさを、トンとかたたせながら、片手釣かたてづりかる岩魚いはなつて浴客よくきやく姿すがたえる。
雨ふり (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)