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番傘
ふりがな文庫
“番傘”の読み方と例文
読み方
割合
ばんがさ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ばんがさ
(逆引き)
米友はおかしいと思いながら戸をあけると、いつも来る仕出し屋の女が、丸に山を書いた
番傘
(
ばんがさ
)
を
被
(
かぶ
)
って
岡持
(
おかもち
)
を提げて立っています。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
通
(
とほ
)
りかゝつた
見知越
(
みしりごし
)
の、みうらと
言
(
い
)
ふ
書店
(
しよてん
)
の
厚意
(
こうい
)
で、
茣蓙
(
ござ
)
を
二枚
(
にまい
)
と、
番傘
(
ばんがさ
)
を
借
(
か
)
りて、
砂
(
すな
)
の
吹
(
ふ
)
きまはす
中
(
なか
)
を
這々
(
はふ/\
)
の
體
(
てい
)
で
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
た。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「ちょっとそこまで行って来るとおっしゃって、そとへ出ていらしたばかりですよ。宅の
庭下駄
(
にわげた
)
を突っかけて、
番傘
(
ばんがさ
)
をお差しになって。」
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
番傘(ばんがさ)の例文をもっと
(21作品)
見る
番
常用漢字
小2
部首:⽥
12画
傘
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
“番傘”の関連語
洋傘
日傘
雨傘
相合傘
唐傘
絵日傘
立傘
“番”で始まる語句
番
番頭
番町
番人
番兵
番目
番附
番地
番太
番茶
“番傘”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
泉鏡太郎
島崎藤村
泉鏡花
林不忘
徳田秋声
中里介山
谷崎潤一郎
横光利一
夏目漱石