“番太”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
ばんた | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寝しずまった帯屋小路の往来を、風に吹かれて白い紙屑が走って、番太の金棒が、向う横町をシャラン、シャランと——。
“番太”の解説
番太(ばんた)は、江戸時代に都市における夜警、浮浪者の取り締まりや拘引、牢獄・刑場などの雑用、処刑などに携わっていた人たちのことである。都市に設けられていた木戸に接した番小屋と呼ばれる粗末な家に住み、多くは非人身分であった。番太郎(ばんたろう)ともいう。
明治7年(1874年)に近代警察組織警視庁が士族を中心に発足したが、同年巡査の欠員500人を補充するため、番太から優秀な者を採用することとなった。6000人中500人程度であったが、武士や与力、同心から巡査になった者は憤慨し、辞職者が相次いだという。このため警視庁は巡査2000人を各地から募集する破目に陥った。
(出典:Wikipedia)
明治7年(1874年)に近代警察組織警視庁が士族を中心に発足したが、同年巡査の欠員500人を補充するため、番太から優秀な者を採用することとなった。6000人中500人程度であったが、武士や与力、同心から巡査になった者は憤慨し、辞職者が相次いだという。このため警視庁は巡査2000人を各地から募集する破目に陥った。
(出典:Wikipedia)